プラスネジとマイナスネジの差は「ネジを使う場所の汚れやすさ」で使い分けられるのだという。
これだけ聞いてもいまひとつピンとこない。それもそのはずだ。大磯氏いわく、「現在、世に出回っているネジのなんと9割はプラスネジ。注意して探さないとマイナスネジにお目にかかることはない」。では、なぜマイナスネジが存在しているのか。それは、プラスネジの唯一の弱点である、「汚れが溝につまったら取れにくい」というのがポイントだ。
確かに、プラスネジは「強く締めこむ」というネジ本来の役割で考えればベストな形だが、一度溝に汚れがつまったり、それが原因でさびついたりするとドライバーが入らなくなり、二度と抜けない「やっかいなネジ」になってしまう。そのため、泥や水垢などの汚れが最初から想定される場所では、比較的簡単に汚れをかき出せるマイナスネジを使用していることが多い。

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