現在は作品を発表できる場が広がり、セルフマネジメントで活動しているバンドも増えてきた。それでもフラワーカンパニーズがたどった軌跡は特異で、同業者から生き残りのコツを聞かれることがしばしばあるという。マエカワさんはもちろん相談には乗るが、明確な答えはいつも出さない。「自分たちのことだからできるけど、それをほかのバンドに当てはめるとなると、やっぱり全然違うじゃないですか。目標とするところも必要なおカネも違うし、メンバーの価値観や人間関係も違う。バンドは村だから、別の村のルールを当てはめても絶対うまくいかないんですよね」自らを分析して実証して最適解を掘り下げていくと、自らに最適化しすぎて他者にはどんどんフィットしなくなる。バンド単位でも個人単位でもそこは変わらない。

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