職務質問の根拠法である警察官職務執行法は、停止させて質問ができると書いてある。所持品の捜索ができるとは書いていない。所持品の捜索は憲法35条が令状なくしては行えないと定義するものであって、通常ならば令状のない所持品の捜索は違憲である。しかし、過去の判決により、職務質問に付随して令状なしの所持品の捜索は違憲ではないという判例が存在する。しかし、あくまで、「職務質問に付随」して行えるものであり、当初から所持品の捜索を目的として行えるものではない。今回、警察官は私の所持品を捜索すべき理由を何も告げずして、単に「荷物の中身を見せろ」と言った。これは職務質問に付随して行ったものであろうか。職務質問に付随して行うと言うからには、質問の過程で所持品の中身を改めることによって犯罪の有無を明らかにできると判明した場合に行うべきだろう。今回の職務質問は、単に私が何をしているか質問し、その答えを聞いただけで、突如として何の脈絡もなく、理由もなく、「荷物を見せろ」と言ったのであって、果たしてこれが職務質問に付随したものであると言えるだろうか。

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