1:緊張と緩和

これは稀代の落語家、2代目桂枝雀 が唱えた独自の笑い理論「緊張の緩和」と同じで、人は、真面目な文脈や緊張した状況がズレることで、緩和され、思わず笑ってしまう。「緊張の緩和」ではなく「緊張と緩和」と表現するほうがしっくりくる。

■緊張の緩和理論

この理論を理解するには、ブラックマヨネーズの漫才を例にするとわかりやすい。

真面目なボケと、怒るツッコミ。次第に喧嘩状態になり緊張がピークに達するなか、行き過ぎた生真面目から出るボケによってドカンドカンと笑いが起きる。年末の風物詩にもなったダウンタウンの「笑ってはいけない」シリーズも、"笑ってはいけない"と緊張状況をルールに組み込むことで、緩和との振れ幅を最大化している。やりがちなNG例は、笑い話を笑顔で語ってしまうことで、コレは確実にスベる。

笑い話は、真顔で語るべきなのだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です