今、秘密録音が悪用される事態が起きています。
裁判で証拠として提出されるデータが、改ざんされるケースがあるのです。

都内で音声の分析を専門に行う会社です。
ここには、改ざんの疑いがある録音データの分析依頼が相次いでいます。

音響の分析・鑑定会社 鈴木創代表
「録音が編集されているということですか?」

この日、分析したのは商品の納期を巡るトラブルを電話で秘密録音したもの。
依頼者は、自分の記憶にある相手とのやり取りが録音からなくなっているというのです。

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「だから、間に合ってないって…ああ。」

会話の間にある間に注目して詳しく分析すると、新たな事実が浮かび上がってきました。

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音響の分析・鑑定会社 鈴木創代表
「これを周波数分析してみます。
そうなりますと、この時点でくっきりと、ここまでとここまでが変わってきます。
これは、音を聞いてみますと、明らかにバックノイズが変化しています。
もう一度、お聞きいただきます。
ここに、緑の横線があります。
これが車のエンジン音なんですが車のエンジンが、ふかしていて急になくなると。
こっち以降はないので、ここで車のエンジン音がする環境としない環境をつなぎ合わせているということになります。」

この音声データは、違う環境で録音した通話をつなぎ合わせたものだと鑑定しました。
裁判の証拠にも使われる秘密録音。
この2年間で、改ざんの鑑定依頼は1割以上増えています。

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音響の分析・鑑定会社 鈴木創代表
「裁判所までもだますことになりますので、使う側の。
法整備は難しいとは思うんですが、本当にモラルの問題になってきてます。」

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