Webアプリケーションの技術要素を選ぶにあたって、大きく2つのプランがあるなと思いました。

1. 例えばいわゆるLAMP構成

よく使われてる技術を採用して潰しが効くようにする方法です。上記のブログ記事はこちらですね。

  • 普通のレベルの人を集めやすい
  • 尖った人を集めにくい
  • 普通の人がパフォーマンスを出しやすい
  • 尖った人がパフォーマンスを出しにくい
  • 人海戦術
  • 人間のスケールアウトを重視
  • 標準化された作業がある
  • 低い知的負荷

2. 例えばEdge Rails

尖った技術を採用してパフォーマンスを出す方向です。

  • 普通のレベルの人を集めにくい
  • 尖った人を集めやすい
  • 普通の人がパフォーマンスを出しにくい
  • 尖った人がパフォーマンスを出しやすい
  • 小さなチーム、大きな仕事
  • 人間のスケールアップを重視
  • 毎度ハックしないといけない
  • 高い知的負荷

どちらがその時その事業にとって有利な選択なのかは、状況に依存すると思います1。 また日々学ぶ一人の技術者としてどちらに参加すべきなのか。それもその人の技術戦略に合わせればよいでしょう。

しかし。

『ポスト資本主義社会』でドラッカーは、マルクス主義崩壊後の資本主義社会から生まれる新しい社会ーポスト資本主義社会、ドラッカーは「知識社会」とも呼びますーについて、こんな事を言っています。

富の創出の中心は(引用者中略)資本と労働の生産的使用への配賦ではなくなる。いまや、知識の仕事への応用たる「生産性」と「イノベーション」によって、価値は創出される

前半で言っているのは、要は労働集約型の産業だともう富が出てこねーよ、って事ですね。前述の特徴から考えると、前者のプランは「労働集約型」、後者のプランは「生産性とイノベーション」と言えると思います。

ドラッカーが正しいのかはわかりません。しかしこの本は今の僕達プログラマーを取り巻く環境を恐ろしく正確に言い当ててています2。今は時代の転換期です。3年前に比べてWebプログラマーの年収は何%上がったでしょうか。転換後の社会にも前時代の産業のあり方は残ります。ただし残酷な形で。自分が学んだものが武器になるので、時間の使い方はよーく考えたほうがよいです3

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