その人が、「私は成功の方法を知らない」というのである。これは、重い。「私にわかるのは、どうすれば確実に失敗するか」だけなのだと。確かに、失敗の理由はわかっても、成功の理由はわからない。拙著の帯にも「成功」の二文字があるが、何を隠そう、実は私自身の口からはとても発せられない二文字でもある。なぜなら私もまた失敗の理由しかわからないからだ。 成功とは、失敗しないことでしかないのかも知れない。

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