── 役所の中にコンピュータを分かる人がいない?

野口 いるとは思いますが、その人が組織の中で実権を振るえるわけではない。これは想像ですけれど、コンピュータに強いことが知られてしまったら、「コンピュータ使い」にされてしまうのは明かですから。役所というのは、そういう組織じゃないですか? これは、コンピュータだけではない。一昔前なら、英語ができると、役所では明かに出世の妨げですね。「英語使い」にされてしまう。

── 専門家にされてしまう。

野口 それは、日本の組織の宿命ですね。だから、能力のある人は「私は英語ができる」とは絶対に言わないのですね。

── えーっ。

野口 それはそうですよ。だって「英語使い」にされますから。

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