欧州にはドラム缶に詰められて捨てられる数の子を見て、1本一ドルという冗談みたいな値段で買い取って日本に送ってすさまじい利益をあげた伝説的な商社マンがいる。
ニュージーランドには、まだ日本では6万キロも走ったカローラはただでビンボな客にやるか捨てるかしていた頃にただ同然で大量にニュージーランドに送って一台50万円内外で売り、あっというまにミリオネアになったおっちゃんがいる。
実は「遠くのものを結びつける」というのはビジネスのABCにあたることで、「遠く」というのは距離だけではなく、雨が少ないアフリカの国に傘がどんどん売れるので不思議におもって見に行ったら日傘として使っていたという話もそうだが、性質が違う市場、
あるいは日本市場におけるIBM互換機はその典型だが、「世界中にあるのに、ひとつの国にだけないもの」というようなふうに頭を使うのは、手元にオカネをもたないひとが「初めの1億円」をつくるための近道である。

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