もしここらへんの土地が自分のものだったら、前を走る車も邪魔には思わないだろう。

自分の料亭の酒や料理は大事にしよう、と思うだろう。

自分の土地だからタバコを捨てたりしないだろう。

そして突き詰めて考えると「みんなのものは自分のもの、自分のものはみんなのもの」という哲学にいきつく。

私心一色になりがちな企業経営もそう考えると会社は社会のもの、という考え方ができるのだ。

秘書はこの一件で彼の経営哲学を聞いたのだった。

幸之助氏の指導にはこうした「こう考えるといいですよ、こう考えると楽ですよ」というものが多かったという。

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